飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

軽症でも業務停止、、だから怖い。

いよいよ、兵庫県もまん延防止重点期間になります。当店は、以前は自粛営業していましたが、今回はお休みすることになると思います。その理由は「感染症のリスクが以前の何倍にもなった」からです。


えっ、健康被害の数や致死率はさがってるんじゃないの?と疑問に思った人もいるかもしれませんが、私の言うリスクは「社会的な生命」対するリスクです。

「飲食店の経営」という目線でみると、今が1番危険だと思う。

 

どういうことかお話しましょう。

 

なぜなら、今回のオミ〇ロンは、重症化のリスクはほとんどないようですが、感染のリスクは何倍にもなるからです。

 

つまり、すぐに感染するのです。

 

感染もしくは濃厚接触してしまうと無症状でも10日間(今は)仕事を休まないといけません。ここがポイントです。

基本的対処方針が改定されていないので、重症化しない人でも感染者か濃厚接触者ならば即刻就業停止です。

言い方悪いけど「仕事上(社会的に)は死ぬ」のです。

 

職場や家族にも迷惑がかかります。

ですから結局、以前の第5波のときより自分の命は危険じゃなくても 子供の受験や仕事仲間へ悪影響になる可能性が何倍も高まって、外食意欲は低下するわけです。

 

今回は飲食店や社会に与える影響は以前の何倍にもなるでしょう。

 

言い換えれば、「今回のウイルスは人体への危険度は下がっていますが、基本的対処方針という人為的なルールによって、仕事上死ぬリスクは以前よりはるかに大きい。」

飲食店がクラスターを起こす確率は何倍にもあがっている事をわすれてはいけない。軽症者と無症状者ばっかりのクラスターであっても、社会的被害、風評被害は同じように起こる。健康被害は少なくても、仕事を失う危険度は爆上がりです。

 

今回のオミ〇ロンは社会で働く若い人たち、飲食店や事業者にとって、むちゃむちゃ怖い感染症に変異してます。その原因は基本的対処方針が改定されていない事です。

 

アルバイトさんに 「あなたが感染者になって軽症なんだが、濃厚接触者の弟さんが大学受験に失敗したらどうする?」と聞いたら、「それは一番怖い」と言いました。前回の第5波では実感のなかった恐怖です。

 

私のお店でも、第5波までは感染者や濃厚接触者はいませんでしたがオミ○ロンになってからは数人います。無症状ですが。これは感染力が上がっていることを物語っていて怖い。

 

なにしろ政府が基本的対処方針が改定しないことによって ウイルスの社会的な危険さを強化しているのですから。

 

怖い、怖い。逃げるが勝ち。

 

でも、飲食店経営は危ないですが、お客様の健康被害の危険性は以前よりかなり少ないと思いますので安心してほしい