飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

総括

2020年もあと3日になりました。営業は明日までです。

明日は最終日でいろいろ忙しいのでブログは書けないと思いますので、今日のうちに本年の営業を総括しておこうと思います。

今年は感染元年、忘れられない年になるでしょう。どうすれば生き残れるか、を真剣に考えて行動した年でした。儲かりそうなやりかたは真似たりして生きてきましたが、全国民が初体験となるパンデミック現象に対して、成功例も失敗例もないので、己の信念は何か?を問い詰めるしかなかったですね。商売を成功させるためにはお客様に忘れられないようにしなければならない、そのためには常にお客様へ働きかけて返事は求めない事かなと思いました。常に小手先ではない店舗のレベルアップを目指し、店舗の味やサービスを向上させたいと思っていることも伝えなければとも思っています。

 

但し、大手企業のように非接触に特化したレストランを作るようなお金はありませんので、感染対策についても「できる事から確実に」やっていく以外はありません。我々個人店の強みは前進は遅いが後退はしない事。そう思って取り組んできました。人材育成が鍵です。

 

4月、5月の落ち込み期は本当にへこみました。でもそんな中でもテイクアウトメニュ―を買いに来ていただいたお客様の「ありがとう!来れるような時期になったら、またたべにくるからねー」というお言葉に癒されながら、すがすがしく暮らしておりました。

 

11月のGOTOイート期は売上は上がりましたが、なかなかサービスが追い付かなくて、焦りました。中には良いサービスできなかったお客様もいらっしゃたかもしれません。クーポンがあったので、初めて当店をご利用いただいたお客様も多かったようです。ちゃんとしていたつもりですが、初めてのピークを経験する従業員も多く、とまどいの多い営業だったのかもしれませんね。

 

12月になって第3波が報じられ 忘年会の宴会需要がゼロになりました。ご家族以外で5人以上になるお客様は全くおられません。でも、考えてみると、クーポンがあるので遠くから初来店される方も少ないようですし、会社の宴会だからホルモン好きじゃないけど連れられてお越しになる方も今年はいないようですし、、、。当店の認めてくれているお客様がお越しになってるんだ!と思っています。

 

私の信念としては「お店の総合力でお客様に満足していただくことだけで営業を成り立たせていく」という事を今後も追及していきたいと思います。お店の魅力が無ければ感染時代を生き残っていけるはずもないでしょう。それが基本であり結論ですね。ほかの事は「おまけ」みたいなもんです。

 

こんな感じで2021年も常に成長を目指してしていきますので、よろしくお願いします。