飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

いやもう・・・不公平な状況が放置されてます

亡くなった父親はプロ野球が好きでしたが「冬のスポーツ新聞が面白い」と言っていました。シーズン中は各紙が同じような記事になるが、シーズンオフは各紙いろいろな記事を書くので、読みごたえがあるというのです。一見、変態っぽいですけど、好きな事についていろんな切り口の情報が欲しい、という事だったんだなと思います。そういう血が流れているのか、私も興味のある事にはいろんな角度の情報が欲しいと思う性格です。YouTubeとかも大好きですし、現場に出向くのはもっと好きです。

最近、男子学生さんから「梅田(大阪駅近辺)にはお酒を出してるお店いっぱいありますよ」と聞きました。まさかそんなことないやろ、と思いましたが・・・・・。

昨日時間があったので、梅田近辺に出てみました。「東通り」あたりには、相当数の飲食店がお酒の販売をしていました。夕方までしかいなかったので何時まで営業しているのかは不明ですが、あの光景を見たら、知事は「飲食店はなーんにも言う事聞いてくれてない」と思うでしょう。郊外で飲食店を営む私は「なんのための自粛要請なんだ?」と思いましたし、虚しくなりました。

自粛してないお店の様子を見ると、割と大型店で社員らしい年配の男性が多くて、協力金ではまかなえない経営のひっ迫からくる判断であることは理解できます。だから責める気にはなれません。

ただし、これでは自粛要請が無力化していることは明白。

緊急事態宣言の延長の是非を議論するのもいいですが、各種要請の中で機能していない要請は何で、その原因は何で、その対応策はどんなものがいいのか。こんな事をすこしづつでも改善しながらならの継続なら値打ちがあると思います。

重要地域の 梅田や難波で 要請破りが横行しているのに、いまのままの形で続行するという判断は大阪府の「ギブアップ」を表しているとしか思えない。制度が機能しないなら、制度を変えてくれ。

現状は 安全な地域を締め付けられ、危険な地域が危険なまま放置されている、としか思えない。不公平かつ無能な要請を続けた歴史は永久に残ると思うよ。

自分は自分のやるべきことを確実にします