飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

計画的に3時頃に売り切れる生餃子屋さんがオープンしました。

家の近くに「生餃子のお店」がオープンしました。テイクアウト専用です。で、今日4時ごろ買いに行ったら「3時で売り切れました」と、駐車場の警備員さんに言われました。店舗看板の電気が全開で灯っていて、駐車場に警備員さんを配置して「売り切れ」って違和感がありました。

で、夕方6時ごろ妻と散歩したときにも、看板はこうこうと灯っていて、駐車場に入ってくる車に対して、警備員が「売り切れ」って言ってました。私と妻が外から店内を見ていたら、男性社員が近づいてきて、「今日の分は売り切れたんです」と言ってきました。100セット程売ったようです。聞けば、冷凍と冷蔵があるそうです。どちらも明日の在庫はあるが、今日の在庫は無いとのこと・・・・・。

おかしなお店だな、と思います。今後確かめていくつもりですが、

もしこれが、マーケッティングのつもりで(在庫はあるのに)「連日売り切れのお店伝説」を作ろうとしているならば、ほんまにおかしなマーケッティング戦略だと言えます。何組ものお客様を、「駐車場まで呼び込んで追っ払う戦術」が正しいのかどうか見極めたいと思います。

 

最近、NETで「飲食店経営者の皆様、こんな時代に、メニューは紙?会計はレジ?ですか?」という広告が出てました。セルフオーダーシステムかなんかの宣伝ですが、キャッチコピーの言い方にカチンときて、「おお!そうじゃ!何が悪い!なめとんか、ワレ!」と返信してしまいました。

セルフオーダーシステムを使ってない飲食店は「時代遅れ」、ってはっきり言ってますよね。セルフオーダーシステムは機器購入費用も毎月の維持費も必要です。オーダーがセルフなので、良いサービスを披露する場面が無くなってしまいます。非接触サービスは他の方法でも達成できます。飲食店のタイプによっては、功罪あわせもつシステムなのに、「導入しない店は非常識」と言い切ってくる傲慢さに腹が立ちます。こんな会社の製品は買ってはいけません。

飲食店長は自分のお店に必要なシステムは何かをよく見極めてください。

売り切れてないのに売り切れた状態を訴求したり、その店には不要なシステムを売るために「時代おくれとか常識はずれ」をほのめかしてくるような「ポンコツマーケッター」も多い。自分の店に合った方式が正しいのです。

また、こうやって、突っかかってる事自体が、マーケッティングに引っ掛かってるっていうのが彼らの理論であり、常套手段です。アホくさ!

不誠実なヤツが最終的に勝てない事を俺は知ってる。なめとんか?と言ってやりましょう。

たまには、逆上するのも良しです。


 

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